水道橋駅

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水道橋駅(すいどうばしえき)は、東京都千代田区三崎町二丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)と、文京区後楽一丁目にある東京都交通局都営地下鉄)のである。

JR東日本の中央本線緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車)と、東京都交通局の都営地下鉄三田線が乗り入れ、接続駅となっている。JR東日本の駅は特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。また、都営三田線の駅には「I 11」の駅番号が付与されている。

歴史[編集]

駅名の由来は神田上水のかけひ(すなわち、水道の通る橋)が近くにあったことによる。砲兵工廠用の駅であった。

駅構造[編集]

JR東日本の駅(東口)と東京都交通局の駅(A2出入口)は、外堀通り横断歩道を挟んで100m以上離れている。

JR東日本[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅改札口は東口と西口の2か所である。急行線はホームの南側を通るが、壁で仕切られている。エスカレーターは東口の千葉方面ホームにのみ設置されている。また、ホーム上の御茶ノ水寄りにはコインロッカーも設置されている。

みどりの窓口は東口のみに設置されている。指定席券売機は東口・西口両方に設置。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 中央・総武線(各駅停車) 新宿三鷹高尾方面
2 中央・総武線(各駅停車) 御茶ノ水秋葉原千葉東京方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 現地では上記のように案内されているが、三鷹以西ならびに東京駅への直通は早朝・深夜のみであり、それ以外の時間帯は四ツ谷駅や御茶ノ水駅で中央線快速への乗換が必要となる。
  • 当駅は東京ドームシティの最寄り駅でもあるため、東京ドームプロ野球の試合(主に読売ジャイアンツ主催試合)や歌手ライブが開催されたり、後楽園ホールプロレスボクシングなどの格闘技の興行が主に行われたりする際は特に西口が混雑する。東京ドームシティ内にはウインズ後楽園オフト後楽園などの場外勝馬投票券発売所もあるため、中央競馬GI競走開催週にも混雑する。そのため、混雑しているとき、またはそれが予想されるときには、あらかじめ帰りの乗車券を購入する、もしくはICカードを一定金額以上チャージするように案内している。
  • ATOS放送はどちらも女声が使われている。ただし御茶ノ水での千葉方面への乗り換え案内放送がないため、2番線が東京行のみの時間帯は駅備え付けの男声(担当:浅川聡)のユニペックス型放送を使用して案内している。ただし、東京行しか来ない時でもまれにATOS放送が流れることもある。
  • 開業100周年を記念して、2006年7月4日から発車メロディが、読売ジャイアンツの本拠地東京ドームの最寄り駅であることから応援歌『闘魂こめて』に変更された。1番線がサビの部分、2番線が歌い出しの部分である。これは同年シーズン終了までの使用予定だったが、シーズン終了後も継続されている。
  • 1977年9月3日、当時読売ジャイアンツに所属していた王貞治(現・福岡ソフトバンクホークス会長)が通算756本のホームラン世界新記録を達成したのを記念して、当駅で記念入場券が発売された。王の一本足打法のイラストに王のサインが描かれた図柄で、当駅の入場券(当時60円)と当駅から青梅までの乗車券(当時440円)がセットされて500円であったが、売り出し初日に5時間半で売り切れ、後の増刷分も含めて20万組も売れ、1億円もの売り上げとなり、発行組数の記念入場券新記録を達成した。またこの入場券は翌1978年に「第1回記念きっぷ大賞」で国鉄部門第4位となった。
  • 売店は西口の改札外にNEWDAYSキオスク、東口の改札外にNEWDAYSがある。かつては東口にも改札内にキヨスクとNEWDAYS MINIがあったが、前者は2000年代中頃に、後者は2010年にエレベーター設置工事の影響で閉鎖した。キヨスク跡にはヒロタや東京カレンといった洋菓子店が後に出店したが、いずれも長続きしなかった。また、2番線にも1店舗キヨスクが設置されていたが、2007年にJR東日本の首都圏域内で発生した店員不足の影響で休業となり、そのまま再開せずに閉店、撤去された。
  • 非常時の折り返しのため、御茶ノ水寄りに両渡り線が設置されている。

東京都交通局[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅

日比谷駅務管理所水道橋駅務区として、大手町駅 - 千石駅間を管理している。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 I 都営三田線 日比谷白金高輪目黒東急線方面
2 I 都営三田線 巣鴨高島平西高島平方面

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 2013年度の1日平均乗車人員は85,320人である[2]。JR東日本では第49位。
  • 都営地下鉄 - 2012年度の1日平均乗降人員42,743人(乗車人員:21,264人、降車人員:21,479人)である[3]

各年度の1日平均乗車人員数は下表のとおりである。

年度 JR東日本 都営地下鉄 出典
1992年(平成04年) 103,397 20,348 [4]
1993年(平成05年) 103,592 24,964 [5]
1994年(平成06年) 101,570 24,874 [6]
1995年(平成07年) 99,238 23,984 [7]
1996年(平成08年) 97,321 22,732 [8]
1997年(平成09年) 94,031 22,025 [9]
1998年(平成10年) 92,923 21,819 [10]
1999年(平成11年) [11] 90,774 20,814 [12]
2000年(平成12年) [13] 89,320 20,663 [14]
2001年(平成13年) [15] 86,599 20,178 [16]
2002年(平成14年) [17] 85,564 20,000 [18]
2003年(平成15年) [19] 87,238 19,639 [20]
2004年(平成16年) [21] 86,519 19,471 [22]
2005年(平成17年) [23] 87,040 19,660 [24]
2006年(平成18年) [25] 86,980 19,964 [26]
2007年(平成19年) [27] 88,449 20,888 [28]
2008年(平成20年) [29] 88,258 21,658 [30]
2009年(平成21年) [31] 87,458 21,607 [32]
2010年(平成22年) [33] 83,952 20,800 [34]
2011年(平成23年) [35] 82,133 20,176 [36]
2012年(平成24年) [2] 83,706 21,264

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

路線バス[編集]

水道橋駅前

  • 2000年12月12日までは、上記の他に水59系統が、そして秋76系統が発着する水道橋バス停が存在していた。

東京ドームホテル・ミーツポート(水道橋北詰)

高速バス[編集]

東京ドームホテル

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
中央・総武線(各駅停車)
御茶ノ水駅 - 水道橋駅 - 飯田橋駅
東京都交通局
I 三田線
神保町駅 (I 10) - 水道橋駅 (I 11) - 春日駅 (I 12)

脚注[編集]

  1. 「停車場設置」『官報』1906年10月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. 2.0 2.1 JR東日本:各駅の乗車人員(2012年度)
  3. 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
  4. 東京都統計年鑑(平成4年)
  5. 東京都統計年鑑(平成5年)
  6. 東京都統計年鑑(平成6年)
  7. 東京都統計年鑑(平成7年)
  8. 東京都統計年鑑(平成8年)
  9. 東京都統計年鑑(平成9年)
  10. 東京都統計年鑑(平成10年)
  11. JR東日本 各駅の乗車人員(1999年度)
  12. 東京都統計年鑑(平成11年)
  13. JR東日本 各駅の乗車人員(2000年度)
  14. 東京都統計年鑑(平成12年)
  15. JR東日本 各駅の乗車人員(2001年度)
  16. 東京都統計年鑑(平成13年)
  17. JR東日本 各駅の乗車人員(2002年度)
  18. 東京都統計年鑑(平成14年)
  19. JR東日本 各駅の乗車人員(2003年度)
  20. 東京都統計年鑑(平成15年)
  21. JR東日本 各駅の乗車人員(2004年度)
  22. 東京都統計年鑑(平成16年)
  23. JR東日本 各駅の乗車人員(2005年度)
  24. 東京都統計年鑑(平成17年)
  25. JR東日本 各駅の乗車人員(2006年度)
  26. 東京都統計年鑑(平成18年)
  27. JR東日本 各駅の乗車人員(2007年度)
  28. 東京都統計年鑑(平成19年)
  29. JR東日本 各駅の乗車人員(2008年度)
  30. 東京都統計年鑑(平成20年)
  31. JR東日本 各駅の乗車人員(2009年度)
  32. 東京都統計年鑑(平成21年)
  33. JR東日本 各駅の乗車人員(2010年度)
  34. 東京都統計年鑑(平成22年)
  35. JR東日本 各駅の乗車人員(2011年度)
  36. 東京都統計年鑑(平成23年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]