森永卓郎

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森永 卓郎(もりなが たくろう、1957年7月12日 – )は、日本経済アナリスト(評論家)、タレント獨協大学経済学部教授。元三和総合研究所経済・社会政策部長。専攻はマクロ経済計量経済労働経済教育計画東京都出身。血液型A型オフィストゥーワン所属(文化人としてではなく芸能人ギャランティー分類〕として)。

経歴[編集]

人物[編集]

家族は妻と長男と次男。

父親は元毎日新聞記者で獨協大学外国語学部専任講師であった森永京一で、毎日新聞時代には、政治評論家・三宅久之の上司だった。父親の仕事の都合により、小学校1年生の時はボストン、4年生の時はウィーン、5年生の時はジュネーヴで過ごしている。

愛称・通称は「モリタク」(和田アキ子からは「モリタクちゃん」と呼ばれている)。その風貌から『ビートたけしのTVタックル』では司会のビートたけしから「ドラえもん」と呼ばれている。有吉弘行からは、『太田総理』内で「ケチタヌキ」というあだ名を付けられた。

焼肉カルビ牛丼が好物であり、特に吉野家愛好家の一人でもある故に、アメリカ産牛肉の輸入再開を強く要求していたこともあった。

喫煙者であり、自身が出演していたラジオ番組森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!』内のコーナー「心と体の健康一番ノリ!」ではゲスト出演した医師から「ニコチンは危ない」と言われた際に、森永が「このニコチンがいいんですよ」と言ったために医師から「もうありえません。呆然ですね」と呆れられた。タバコが一斉値上げをした際には数万円単位で大量に買い占めをしたことがある。また、鉄道駅での全面禁煙化の流れについては、新聞社のインタビューに対し「喫煙所を設けて分煙にすることで対処可能であり、全面禁煙化は肩身の狭い思いをしている喫煙者への社会的いじめだ」といった趣旨の発言している。また、この番組を担当していた頃はほとんど高級ホテル暮らし(自宅は埼玉県所沢市にあり、毎日行き来していては生放送に到底間に合わない為)であった。

サインには必ず『素敵な愛を』という言葉を添える。これは森永がファンである新宿区女性総合相談員の兼松左知子(男女共同参画センター“性と生”アドバイザー)の言葉であり、偶然兼松と同じ講演会に招かれた森永が、サインを固辞する兼松を30分間にわたって執拗に説得し、ようやく際に書き添えてもらった言葉である。

2005年3月1日からはブログも始めており、講演会で忙しい中(講演回数および講演料は文化人としてはトップクラス)、不定期で更新している。

2006年1月17日放送の「森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!」内で、森永は「05年11月初旬にイチロー松井秀喜に『(06年3月開催の第1回)ワールド・ベースボール・クラシック出場について共通認識を持とう』『俺は出ないから、お前も考えておいて』と松井に言ったが、後にイチローは大会出場を表明したので松井は驚いた。松井はイチローに一杯食わされたのです」と述べたが、これは後に「イチローはドラマ撮影のため11月初旬に日本にいたが、その後は12月までLAに滞在」「同時期の11月中旬、松井は交際していた女優とパリにいた」という報道から全く真実ではないことが分かる。この発言について森永の公式ブログに批判が寄せられたが、訂正や釈明は一切無かった。

2007年3月25日放送の『週刊人物ライブ スタ☆メン』内で、ゲストであったフィギュアスケート女子シングル安藤美姫選手に対し、2007年世界フィギュアスケート選手権大会で「キム・ヨナ選手がコケた時、正直『やったぜ』って思いました?」という質問をしてしまい、番組宛てに発言を批判する意見が殺到した。また新聞の投書欄にも同様の意見が多数掲載された。なお、森永はこの件に関して安藤美姫選手及び視聴者に対して一切謝罪を行っていない。

2008年12月3日スーパーモーニングにおいて青森・八戸市議会の藤川優里市議が、「八戸市民オンブズマン」により八戸警察署に告発された事案では、告発状に連名した藤川市議の後援会長だった人物について、根拠がない事を明言した上で、「この会長は(藤川市議の事を)好きだったのだと思いますよ~」と数度にわたり明言し、今回の告発が痴情のもつれに基づいているかのような印象を視聴者に抱かせた。

落語家笑福亭鶴光に、笑福亭呂光襲名を言い渡されている。2009年6月17日放送の『今ちゃんの「実は…」』では、鶴光と「エロなぞかけ」で共演している。他にも、2008年8月25日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内で、阿川佐和子森永タオルという芸名を付けられた。本人は気に入っている模様。

また、夫人からは『選挙に出たら離婚よ』と釘を刺されている。この件に関しては、2006年3月7日放送の『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』の「森永卓郎 経済提言」のコーナーでウィキペディアを紹介した際に本人自ら取り上げている。このことに関して、森永は「なんで知ってるんだ」とコメントしている。

経済アナリストとして[編集]

1990年代半ば頃から経済評論家・コメンテーターとしての活動を始める[1]

「経済アナリスト」という肩書きは森永が最初に使い始めたと言われている。これは森永が『ニュースステーション』に出演する際、会社の業務活動に該当しないとして「三和総合研究所主任研究員」の肩書きの使用が認められなかったため、同番組のスタッフが考え出したものである。

専門の経済評論以外にもおたく知識、特異なキャラクターを生かし、テレビ・ラジオで活躍。おたく然とした容姿と直截すぎる発言で、ショーアップされた討論番組などではやや損な役回りになる事が多い。

いわゆる「小泉竹中路線」(聖域なき構造改革)に反対の立場で、新自由主義市場原理主義構造改革の名を借りた弱者切り捨てだとして強く批判している。

著書などで早くから『年収300万円時代』を予測し、程無くして「ワーキングプア」が社会問題として注目された。近年では国民の9割が年収100万円以下になる『年収100万円時代』を予測している。

日銀量的金融緩和政策と政府による減税および社会投資の前倒しによる景気回復を主張してきたが、現在はスポーツ紙上で大インフレ時代の到来とその恐怖を訴えている。また、不況下の歳出削減や特殊法人改革には「どんな理由でも景気に悪影響しか与えない」と様々な改革を批判している。

政権の頃から、日銀および財務省の政策を一貫して批判。週刊誌のインタビューで「私を日銀総裁財務大臣にしてくれたら、半年で景気回復させます。もし出来なかったら死刑になってもいい」と豪語し、周囲の人を心配させた。金融政策についての森永の主張は日銀が国債を大量購入することで市場にベースマネーを大量供給することである。深刻な不況時、デフレ経済脱却の為には有効で他の経済学者も支持できるオーソドックスな打開策といえるが、森永は100兆円単位の購入を主張しており規模が異なる。非常に過激な主張であるがアメリカの中央銀行であるFRB議長のベン・バーナンキも森永と似た主張をしており、日銀の金融政策についても森永と同様の批判をしている。なお日銀は金融緩和政策の弊害について「低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続すると、非効率な経済活動に資金が使われ、短期的に景気や資産価格を押し上げることはあっても、その後の調整を余儀なくされ、息の長い成長を阻害する可能性がある」としている。

2005年11月放送分の『朝まで生テレビ!』で「日本の課税最低限は先進国中最低レベル(低収入でも課税され、納税者に不利)」と発言した。この発言で、司会の田原総一朗をはじめとする、ほぼ全員の出演者から「日本は課税最低限が高い」といった非難を浴びた。森永は改めて最低レベルであることを主張し、「財務省の資料を読んでください。きちんと『先進国最低』と書いてある。もし、私の言うことがウソだったなら銃殺刑になってもいい!」と喝破した。番組終了間際、同番組進行役の渡辺宜嗣アナウンサーが「(財務省のホームページや、各種資料を見たところ)森永さんの発言は正確です」と説明している。なお森永は『サンデープロジェクト』でも同様の主張をしている。

少子化問題については同じく『朝まで生テレビ』で、少子化の原因は婚姻率低下が主要因であることを挙げ、婚姻率低下の要因について説明した。森永の考えでは世の中の男性は四種類に分類される。その四種類とは「お金のあるイケメン」「お金のないイケメン」「お金のあるブサメン」「お金のないブサメン」である。男性の大半がお金のないブサメンであるため婚姻率が低下、結果として出生率も低下しているという。観覧席に向って「この中の女性でお金のないブサメンと結婚してもいいよという方、いらしたら手を挙げてください」と呼びかけたところ、観覧席の女性らは誰一人手を挙げず、他のパネリストは沈黙した。田原総一朗が「森永さんはどうなの?」と問うと、森永は「私はブサメンとキモメンの中間」と返答した。なお、同番組内で森永は「2次元にしか萌えない男性も増えている」とも付け加えている。

『サンデープロジェクト』の2005年を占うという企画で、「ドル/円が50円台」「原油高」「日経平均が5000円台」のトリプルパンチによる小泉不況を予想。

また同年暮れには、ラジオ番組で2006年は日経平均株価が20000円台超えと小泉大増税を予想し、大増税を乗り切るためと経済のお勉強のためと、株式投資をリスナーに勧める。 一方後に、ライブドア事件以降は「投資ファンド機関投資家およびデイトレーダーが暗躍する今の株式市場は、株券が紙くずになるつもりでやらないと痛い目にあいますよ」とリスナーに株式投資の危険性を訴えている。日銀の公定歩合引き上げには景気を弱めるという理由で反対をしている。

2008年、アメリカを発端とする一連の世界金融危機で日経平均株価は大きく下落、13000円台になった。その頃『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内で「(日経平均株価が下落した今が株を買う)チャ~ンス!」と度々発言したが、その後、日経平均株価は一時7000円を割り込み、2009年初頭まで8000円前後の地合いが継続している。「チャ〜ンス」発言について、番組内で謝罪を要求する大竹まことに森永は「私、謝るのは得意なんです」と前置きした上でリスナーに謝罪した。

池田信夫は、経済アナリストとしての能力に疑問を呈したことがある。

また、メディアによって発言内容が180度変わることを、「モリタクの二枚舌」として城繁幸らから批判されている。

経済以外の分野への発言[編集]

各種メディアには「経済アナリスト」の肩書きで出演しているが、経済以外の分野に対する意見・コメントも多い。

外交政策[編集]

一般的な国防の意義を否定しており、軍事力を重要視する価値観に対しても否定的である。よって、日本国憲法第9条の改正やいかなる戦争にも反対している。

2004年3月29日放送の『ビートたけしのTVタックル』において、憲法改正について反対し「仮にとんでもない奴が攻めて来たら、もう黙って殺されちゃえばいいんだと思うんです」「世界の歴史の中で、昔は日本という国があって、戦争をしなくって制度を守るんだって言い続けて、ああそんな良い民族が居たんだなぁと思えばいいんじゃないですか」と発言している。その他にも「北朝鮮が攻めてきたら竹やりで対抗すればよいから、自衛隊は要らない」と意見した。一方で「戦争になったら自分はアメリカに逃げる」などと発言し、同番組ではこの発言を度々ネタにしている。

また同番組内で竹島問題を取り上げた時も「韓国にあげればいい、東京都内だって外国の投資ファンドに買われている」等と発言、同席者から「竹島は武力による占領状態で日本の主権を無視しているが、投資ファンドは日本の主権を認め法律を守り、税金も払っている」と反論された。

太田総理』では、燃料費高騰で困窮する漁民や運送業者を救済する燃料費補助の予算財源について、「防衛費を1-2年ゼロにすればいい。どうせどこも攻めてこない」と発言している。

こういった発言が番組内で頻繁に見られるため、保守派のみならず一部左派からも大きな非難を受けている。こうした森永の姿勢を評論家の潮匡人は、著書「日本を惑わすリベラル教徒たち」で「破廉恥で利己的な強欲タレント」と批判している。

医療政策[編集]

2009年11月2日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)において、新型インフルエンザワクチン開発の遅れについて「今は不景気なんだから暇な工場が沢山ある。そこを使ってワクチンをバンバン作れば良い。」と発言、司会の明石家さんまから「(ワクチン開発は)そんなに簡単なものなのか?」と疑問を呈された。

麻生政権への批判[編集]

2008年の自由民主党総裁選挙では「経済復調に最良の総裁は100%麻生さん。財政出動はバラマキだと批判されがちだが、お金がない庶民に配るのが常道だ。きちんとした景気対策を打ち出しているのは麻生さんだけ」と彼の公共投資による経済政策を評価していた。にもかかわらず、麻生が内閣総理大臣に就任し、おたく文化に理解があると報道されると『麻生総理はメイド喫茶コスプレショップに立ち寄ったことはない。おたくの味方などではなく、すべては選挙のためのイメージ戦略』と断言している。その後、麻生政権が長期化していくと、『麻生太郎は居座りテロリスト。一番迷惑するのは日本国民』と主張し、早期の解散総選挙を求めていた。

小沢一郎#政治資金規正法違反疑惑 も参照

2009年3月5日放送の『スーパーモーニング』で民主党小沢一郎代表(当時)の公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕されると、麻生太郎が指揮権を発動させて逮捕を阻止しなかったことを激しく非難した。なお、検察庁法第一章・十四条において、内閣総理大臣には指揮権が無く、法務大臣のみが検事総長に対して指揮権を行使できるにとどまる事が明記されている。また、同年3月9日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」では、「50キロ制限の車道を52キロや53キロで走るくらいではあまり捕まらない」と例えて、政治資金規正法における収支報告書虚偽記載という形式犯事案を、小沢本人の収賄を前提とした政治的関与にまで発展させて問題視する世論にも疑問を呈した。(同年3月23日のコラムでは、自分の主張が世間に受け入れられなかったことに戸惑いながらも、この事件は小沢一郎と民主党のイメージを落とすことを目的とした麻生太郎による陰謀であり、世論を「小沢悪者論」に傾かせることに見事に成功したと分析している。)尚、同コラムでは「『国策捜査の可能性があるのではないか』と遠回しに述べたところ」などと発言しているが、実際には、前述の『スーパーモーニング』において遠回しにではなく、直裁に「麻生さんですよ。検察動かしたの!」と断言していた。

オタクとして[編集]

コレクション[編集]

趣味はコレクション。食玩ミニカーフィギュア(多数あるが主な物では、自身のホームページのコレクションのページでも紹介されている森永が好きだと公言している綾波レイのフィギュアや鉄道むすめのフィギュアである。「鉄道むすめ」のフィギュアは、下述する「さんまのSUPERからくりTV」で紹介された時にコレクションルームの棚に並べられているのが映っており、集めている事が確認される。)、有名人のサイン入り名刺(芸能人には名刺を持たない人もおり、その時は名刺の紙にサインを貰っている様である)、消費者金融のポケットティッシュ、携帯電話ストラップテレビ局の時計(テレビ局のノベルティーの時計)、グリコのおまけ、空き缶、おもちゃのカンヅメ、ライター貯金箱指人形ハンバーガーの景品、ドラえもん映画の入場者プレゼント、チロルチョコの包み紙等を収集している。現在54ジャンルで、公称10万点。

悔しかった事はジェニファー・ロペスにサインをねだったがガードマンに断られて失敗した事。また、『ザ・ワイド』に出演した際に、献血の景品としてミニカーが配布されていたのでミニカーを全種類集めるために献血をしすぎて体調を崩したというエピソードが紹介された。また、100万円で買った純金のミニカーを見てあまりの高額に怒った妻から「動かないのに」と言われた森永は、ミニカーを手で動かし「動く」と反論したこともあった。

は自分のコレクションを展示する博物館を設立する事。その為、どれ程著書が売れてもラジオとテレビの出演は絶対に止めない。2009年11月27日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』で、「もう8年休んでいない」と本人が発言した。また、この放送の中で2012年を目処に秋葉原のビルを借りて博物館を設立したいと発言。予算を3億円と明かした上で、デフレに入り半額程度で出来るかもしれず、来年くらいから準備が出来るのではないかとした。森永は著書『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年発行)のヒットで得た財を元に、自ら収集しているフィギュア等を保存する為の建物建築したとの事である。この建物やコレクションは2004年11月13日放送の『スーパーサタデー』でも取り上げられた。2006年7月12日、『ザ・ワイド』の「今日は誕生日わたしはだ〜れ?」のコーナーに出演した際に森永はコレクションハウスの大きさを自宅の1.5倍であると述べた。

株式も保有しているが、ほとんどがノベルティグッズや外食産業の飲食券といった株主優待目当て。森永は「これもコレクションの一つだ」と述べている。

2009年3月1日放送のドラえもん特番でも、ドラえもんの映画グッズを披露した。その後に放送された『さんまのSUPERからくりTV』でもグッズを集めていることを披露した。

サインコレクターでもあるが、有名人だじゃれコレクションと銘打ち、その有名人の名前にちなんだものにサインを書いてもらっている。例えば小倉優子にはラー油に(おぐラー油うこ)、真鍋かをりにはにサインを頼んでいる。

趣味嗜好・主張[編集]

野球が大好きであるほか、松田聖子の大ファンでもある。ニッポン放送のラジオ番組「ショウアップナイターニュース」の交通情報の担当女性に対して、交通情報放送中に「芸能人でいうと誰に似ていますか?」と突然質問。困り果てた女性が「飯田圭織です」と答えると、松本ひでおアナウンサーと2人で興奮して盛り上がり、「リスナーを無視している」との抗議が殺到した。

オタクであることを公言し、雑誌等で秋葉原メイド喫茶のレポート等も執筆した事もある。著書『萌え経済学』ではオタク文化が日本が世界に誇る独自産業であると主張している。特に大阪日本橋にある萌えしゃんどんがお気に入りらしく、テレビ等で度々紹介している。

2007年10月からテレビ出演時のみ、ぶちの小さいメガネに変えた(『スーパーモーニング』や『ハッケン!!』など。ラジオでは従来のまま)が、この黒ぶちの物はオフが久々にできた日に森永が取材に行ったことがある秋葉原のメイド店員が営業しているメガネ屋で「森永さんこれいいと思いますよ」「いいですね、似合ってますよ」と薦められて買ったという。

また、少子化問題に関する『ビートたけしのTVタックル』での議論の中で、非婚化・晩婚化の問題に関連し、森永は一部の男性のオタクが現実の女性に背を向けて、二次元の(すなわちアニメマンガなどの)女性キャラクターを愛する様になった事について「オタクたちは悟りを開いた」と発言した。

基本は収集マニアだが、森永曰く『プチ鉄道マニア』であると『がっちりマンデー!!』で公表した。しかし2005年12月25日に起こったJR羽越本線脱線事故の際、自身のラジオ番組[2]において国鉄時代に製作された重量級の485系車両に対し「事故原因に車両の軽量化は関係ないんですか?」と有識者に対して発言。

今時のアニメについて石原良純に「知らないでしょう?」と聞かれ、「『ドラゴンボール』はリアルタイムで見ていた」、「DVDも全巻持っている」と発言、また中川翔子と初めて会った時に、中川に自分の事知っているか尋ね、中川は森永が“『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ好き”であることは知っていて、「綾波レイのフィギュアを集めている人かと思った」が、彼が経済アナリストであることについては知らなかったと明かした。

また、中国のオタク事情に詳しかった為、オリエンタルラジオ藤森慎吾に「結構中国語、北京語も出来たりするんですか?」と聞かれた際は「私喋れないんですけど、あのオタク同士は何語でも通じるんですよ」と発言した。

以上の点からコミックマーケットに参加している事でも知られているオタク研究家でもある精神科医の斎藤環と並び、度々テレビや著書でオタクについて肯定的な見方をする数少ないオタク擁護派である。

オタク的趣味を持つとされている若者による無差別殺人などの事件がワイドショーで取り上げられる時も、ゲームやアニメが事件を起こす原因であったかのように恣意的に報道する番組側に対して「ゲームなんて今時誰でもやっています」「ゲームが事件を起こさせると言うのなら、ほとんどの若者は犯罪者ということになってしまう」と、コメンテーターとして真っ向から発言している。

野球やバスケットボールの独立リーグに否定的な見解を持つ一人でもある。「プロリーグの乱立が競技レベルそのものの低下を招きかねない」という考えを持ち、バスケットボール協会傘下外のプロリーグ・bjリーグについては、サラリーキャップについての問題をやり玉に挙げ「チームで全体の年俸の総和を決めることは共産主義的だ」などと発言している。一方、他の野球独立リーグの給与についても、共産主義的だなどと批判している。


著書[編集]

主な単著[編集]

  • 『森永卓郎の声に出して読めない謎かけの本』  
  • 『Bで生きる経済学』
  • 『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年 光文社 ISBN 4-334-97381-7)
  • 『続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編』
  • 『ミニカーから全てを学んだ』
  • 『捨てるより儲けろ ネットオークションで賢い整理術』
  • 『ビンボーはカッコいい』
  • 『非婚のすすめ』
  • 『悪女と紳士の経済学』
  • 『辞めるな!キケン』
  • 萌え経済学』
  • 『年収崩壊』
  • 『緊急版 年収120万円時代』

共著[編集]

テレビ[編集]

がっちりマンデー。(不定期。TBS。)

脚注[編集]

  1. 2009年9月13日放送『ウチくる!?
  2. 『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』

外部リンク[編集]